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活動内容

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学校教育としての活動

学年とか、今まで話したことがないとかで決めつけたりすることがなくて、みんなで笑いあって楽しんだ。

この活動をこどもたちに

Dialogue in the Dark (DID)/Dialogue in Silence(DIS) /Dialogue with Time(DWT)の活動の場を、学校教育の一環として、広く普及させる活動に取り組んでいます。

ヨーロッパ、イスラエル、アジア各国では「ダイアログ」が課外授業に取り入れられ、多くの子どもたちが体験する仕組みができています。
ですから世界中のダイアログ・イン・ザ・ダークの参加者のうち、約半数が子どもです。
しかし日本での子どもの利用はたった3%。
日本でも、もっと多くの子どもたちに体験をしてほしい。そうすると、彼らが大人になったときに、社会は大きく変わると思うのです。
ダイアログでの体験を通して、日本中の子どもたちが楽しみながら、心豊かな人間に育ってほしい――そんな願いを込めて、活動を行っています。

自己肯定感と自己効力感の向上

子どもたちがダイアログ・イン・ザ・ダークを体験すると、驚くべきことが起こります。内気な子が積極的になったり、時にはいじめられっ子がいじめっ子の手を引いてサポートしているのです。 お母さんも、先生も、今まで全く知らなかった、たくましくて優しい姿がそこにはあります。加えて、長年の開催を経る中で、子どもたちがDIDを体験すると、自分のことを認め他人のことをもっと豊かに受け止められるようになるのではと考えていました。なぜなら、非日常の空間の、対等な空間の中で楽しみながら自然と助け合い、支え合うことで「自分はここにいて良いんだ」と実感することができるからです。

2017年に行った佐賀県(小学校7校の4年生児童471名)での調査では、DID体験後の自己肯定感と自己効力感の向上が、初めて明らかになりました。

体験前後で、自分自身に満足している(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)と回答した児童の割合が、80.4%から90.8%に10ポイント増加しました。

「平成25年度 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」(内閣府)によると、「自分自身に満足している」との問いについて、
「そう思う」との回答が45.8%、「そう思わない」との回答が54.2%であり、諸外国と比較して、日本の若者の自尊感情が低いことが指摘されています。
この点、同調査は、各国満13歳から満29歳までの男女を対象としており、本件体験児童とは年齢域が異なるため単純な比較はできませんが、
DIDの体験により、自分自身に満足する子どもたちの割合が向上したことは、自己肯定感を育むための教育効果として大きなものであると考えています。

また、体験前後で、自分のきぼうはいつかかなうと思う(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)と回答した児童の割合が、84.8%から88.3%に5ポイント増加しました。
そのほか、共感性に関しても向上することが分りました。
詳しくは「調査と研究」ページをご覧ください。

  • 障害者や高齢者との出会い

暗闇や静寂のエンターテイメントでは障害者を「かわいそうな人」「自分と違うひと」という認識は持ちません。子どもたちにとっては、非日常の環境を案内する、心強い存在であり、ときに遊び相手です。
自然とアテンドたちと打ち解け、明るい場所に出てきてからもコミュニケーションが続き、時には街で見かけたときに話しかけてくれる子どもたちもいるほどです。

2017年の佐賀県の調査では、DIDの体験を通して障害者への意識がポジティブに変わったという結果が明らかになりました。

体験前後で、「仲良くしたいと思う」、「親しみを感じる」と回答した児童の割合が増加し、「ちかよりにくいと思う」と回答した児童の割合が減少していることから、視覚障がい者のアテンドと実際に触れ合う体験を通じて、障がい者との心理的距離が縮まり、より身近な存在として障がい者の存在を感じるようになったといえます。また、暗闇体験によって、視覚を使わないことのチャレンジを体験したことで、「障がいがあって不自由、大変だと思う」との回答に増加はみられるものの、同時に「障がいがあってもできることや楽しめることがあると思う」との回答も増加しており、障がい者について制限がありながらも、できることがあるという印象をもつ児童が多かったと考えられます。


  • これまでの学校での活動実績

2013.10 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク SHOWCASE in 神戸しあわせの村」開催
2014.11 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク SHOWCASE in 神戸しあわせの村」開催
2015.8 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク佐賀2015」開催
2016.7 渋谷区立の小・中学校がオリンピック・パラリンピック教育の一環としてダイアログ・イン・ザ・ダークを体験
2016.9 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク佐賀2016」開催
2017.12 熊本県「学校における交流及び共同学習を通じた障害者理解(心のバリアフリー)の推進事業として、熊本県の盲学校と県立高校の交流及び共同学習の場として講演会及びダイアログ・イン・ザ・ダークを出張開催
2018.6 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク佐賀2018(鹿島)」開催

ダイアログでは、子どもの自己肯定感向上のため、ダイアログを学校教育に普及させるためのサポーターや、企業・団体からのスポンサーを募集しています。詳しくはお問合せください。