【レポート】清水建設株式会社と日本IBM東京基礎研究所が共同開発する高精度音声ナビゲーション「インクルーシブ・ナビ」実証実験参加
清水建設株式会社と日本IBM東京基礎研究所が共同開発する高精度音声ナビゲーション「インクルーシブ・ナビ」の実証実験に、ダイアログ・イン・ザ・ダークのアテンドスタッフが協力いたしました。
インクルーシブ・ナビは、スマートフォン向けのアプリを用い、一般歩行者に加え、視覚障害者・車いす利用者・ベビーカー利用者に適したルートを探索し、目的地まで安全かつ快適な移動のサポートをします。また、4ヶ国語(日・英・中・韓)対応なので、より多くの方に快適な案内を受ける機会を創出しています。
インクルーシブ・ナビアプリの特徴(Appleストア・アプリケーション情報より引用)
1.正確な屋内位置測位であなたを正しく道案内。
2. レストラン・カフェなどの飲食店だけではなく、ファッションなどの様々なお店、トイレ・ATMなどのあらゆる施設をご案内可能。
3. 「一般歩行者」に加え、「車いす利用者」、「ベビーカー利用者」モードが選択でき、ストレスの少ない最適なルートをご案内します。
4. 音声入力に対応し、視覚障害を持つ方にも安心してご利用いただけます。
5. 屋内での「ターン・バイ・ターン」ナビゲーションにより、目的地までの道を詳細に、正確に、わかりやすく案内します。
【体験したアテンドの感想】
『目的地に向かう道のりを、点字ブロックに沿って案内してもらうことで、安心して移動することができました。目的地まで一人で行くことができることで行動範囲も広がり、お店の候補を教えてくれることで選択肢も増え、とても楽しむことができました。』
『このアプリは「お出かけの楽しさ」を手助けしてくれるアプリだなと思いました。実証実験が終わった後日、改めて一人でKITTEに赴き、このアプリの力を借りて買い物をしました。お店まではインクルーシブ・ナビが案内してくれて、お店についてからは店員さんがサポートしてくださり、無事に目的を達成する事が出来ました。大切な人のために何かを選んで買う時間をインクルーシブ・ナビが提供してくれました。』
『インクルーシブ・ナビ対応の商業施設が増えれば、そこに訪れる視覚障害者や車椅子ユーザーも増え、その商業施設で働く方々の経験値という対応する力、ホスピタリティも自ずと高まると思います。これが商業施設から飛び出して、そのエリア全体へと拡がっていく可能性があり、社会全体のダイバーシティやインクルージョンを自然に推進していくツールになると思います。今後の展開がとても楽しみです!』
高精度音声ナビゲーション「インクルーシブ・ナビ」実証実験概要
実施場所:JRタワー商業施設KITTE館内・東京駅地下通路
実施日:2019年6月6日(木)・12日(水)
iOS版 https://apps.apple.com/jp/app/e3-82-a4-e3-83-b3-e3-82-af-e3-83-ab-e3-83-bc-e3-82/id1423940361
Android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=hulop.navcog.shimizu.IncNavi