【プレスリリース】2月2日(火)記者会見「 第三回コロナ禍における視覚・聴覚障害者の生活実態調査」
【2月2日(火)13時~記者会見ご案内】
第三回 コロナ禍における視覚・聴覚障害者の生活実態調査
および当事者からの社会への提言
視聴覚障害者とともにダイバーシティ&インクルージョンの社会を目指すダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(東京都港区・代表理事志村季世恵)はこの度、第三回コロナ禍における視覚・聴覚障害者生活実態調査を行い、発表します。
これまでもコロナ禍における視聴覚障害者のの生活変化アンケートを実施してきましたが、今回は聴覚障害者の部門では、急速に増えたオンラインでのコミュニケーションに着目。「会議では聴者メインで話が進められ、内容がわからない」「発言のタイミングがつかめずおいてけぼりになる」などその困難は解消されてないと見受けられました。
一方、「聴者からオンライン会議で『表情がとても良い』『仕草があるので伝えたことがわかりやすい』と言われた」など、手話を日常的に使用し、表情やボディーランゲージが豊かである聴覚障害者だからこそ知りうる、オンラインコミュニケーション活性化へのヒントがあることもわかってきました。この気づきは、聞こえる聞こえないという違いを超えて、今後のオンライン会議・講義へのヒントになるとも感じています。
アンケート結果の公表と並行し「オンライン時のコミュニケーションを円滑化・活性化するための聴覚障害者からの提案」も行う予定です。
また視覚障害者においては、コロナ禍で街や駅に人が少なくなったことで声かけが減り、横断歩道やホーム転落の危険性が増しているという声が上げられています。この弊害を社会全体で克服していくための提言を、視覚障害者当事者より発表いたします。
なおダイアローグ・ジャパン・ソサエティは、2030年のSDGs目標「誰一人取り残さない」社会を目指し、東京・竹芝にあるダイアログ・ミュージアム「対話の森」を展開しています。視聴覚障害者と楽しみながら対話する体験は、「分断が拡がるコロナ禍の今頃こそ、体験したくなる」「ダイバーシティとはまさにこれだ」などの声をいただいています。
2021年1月には「2020年度日本PR大賞 シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
【概要】
日時:2021年2月2日(火)13時~14時
場所:厚生労働省( 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎第5号館 )※Youtubeでも配信予定です
お申込み:リアル・オンラインのご希望を含め、以下グーグルフォームに入力いただくか、お問い合わせ先にご連絡ください。
https://forms.gle/zjFy9TXLLo75S4Fk8
※リアル参加の方で加盟社以外の方は、記者クラブへの事前登録が必要なので、上記フォームにご記入いただければ、こちらからまとめて記者クラブにお申込みします。
※ご参加は、プレスの方のみとさせていただいております。
【登壇者】
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事 志村季世恵
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ理事 志村真介
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ理事・弁護士 大胡田誠(視覚障害者)
ダイアログ・イン・サイレンス アテンドチーフ 松森果林(聴覚障害者)
なお、本会見は、聴覚障害者への情報保障のため、手話通訳とUDトークによる文字支援がございます。動画を撮影される際には、聴覚障害者にも伝わるよう、手話通訳も画面に入れて撮影くださいませ。
これまでの過去調査) コロナ禍での視聴覚障害者の生活環境変化 に関するアンケート
2020年10月実施: https://djs.dialogue.or.jp/news/20201203news/
2020年5月実施: https://djs.dialogue.or.jp/news/20200506/
【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ 広報担当 脇本・山崎
MAIL press@dialogue-japan.org TEL 080-4123-4334