ミュージアム1周年!代表・志村季世恵からの感謝のメッセージ
ダイアログ・ミュージアム「対話の森」がオープンし、本日8月23日で一年が経ちました。厳しい一年となり存続が危ぶまれましたが、お陰様で持ち堪えることができての一周年です!
ダイアログを応援くださる皆様、そしてご支援くださる企業様のおかげです。スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。
コロナ感染拡大。気候変動による世界的な規模の災害。アフガニスタン問題。入管の体制問題。社会情勢は更に不安定となり気持ちも塞いでまいりますが、問題解決に携わる方々が誠意を尽くし取り組んでおられることも感じていきたいと思います。また私たちもその中に生きる一人の当事者として考え行動することも大切にしたいです。
人と人の絆。触れ合いが今までのような形で交わすことができなくなったこの一年半。
最も大切なものは何であるのかを改めて考える機会を与えられ、ダイアログの活動も形を変えながら継続し、人と人が出会い、関わり、対話をすることの重要性をエンターテイメントを通しお伝えしてきました。
日本のダイアログ存続が危ぶまれる中、この1年で多くの方々に助けていただきました。そのご恩返しとして、私たちは今後、「未来を育むこと」に気持ちを向け、5000人の子どもたちをダイアログ・ミュージアム「対話の森」にお招きします。自分とは異なる経験をした人や文化を持つ人と出会い、遊び、対話をし、子どもたちの成長に繋げる機会にしてほしいと願っています。
現在、子どもたちをお迎えする準備を進めております。
このお便りを書きながら、直接お会いした方々のお顔やお声、そして応援くださる方々のお一人お一人のお名前を拝見し涙が溢れたその温かさを思い出しています。
この気持ちを忘れたくありません。
時々、ダイアログスタッフや私の明るさはどこからくるの?とご質問をいただくことがあります。私たちは脆弱であるがゆえに強いのかもしれません。人の情けを知り、それが自分達を育ててくれているのだと感じています。
皆様がダイアログを応援しそして愛してくださっている。ダイアログは必要とされている。まるで幼子が自分を肯定し、その愛により育っていくようなプロセスを辿っているような気すらしてきます。どうやら今の社会に必要なことを私たちは先に教わっているようです。
さて、明日からパラリンピックが開催されます。
多様性を認める社会の実現に向け、最も重要で逃してはならない機会。
直接見ることは叶わずとも、この願いを開催国である日本中の人が受け止め、レガシーとして生かされ未来に繋がることを切に願います。それは、日本の成長と可能性の拡大に繋がると確信しています。
ダイアログもその一つとして、今後も成長していきたいです。
そして、「対話の森」存続維持とアテンドの雇用継続のためのご支援を、引き続きお願いしております。ふるさと納税やマンスリーサポーター、一度のみのご寄付でも大変嬉しく思います。
https://djs.dialogue.or.jp/supporter/
どうかこれからもよろしくお願いします。
一般社団法人 ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
代表理事 志村季世恵