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ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ、「SDGs岩佐賞」第5回平和・人権の部で受賞

「違いを超えて対等な対話を楽しむ」3つのソーシャルエンターテイメントが多様性を理解するための取り組みとして評価

ソーシャルエンターテイメント・プログラムを提供する一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは、公益財団法人岩佐教育文化財団(所在地:東京都豊島区、代表理事:岩佐実次)が創設した「SDGs岩佐賞」第5回平和・人権の部で受賞いたしました。

詳細:https://www.asahi.com/sdgs/article/15377751

「SDGs岩佐賞」とは、公益財団法人 岩佐教育文化財団がSDGs達成へと行動する人や団体を選出・支援する取り組みで、2022年に創設されました。医療、教育、福祉、環境、経済、平和・人権、芸術・スポーツ、農林水産・食の計8部門で、第5回目となる今回は646件の応募がありました。

この度、ダイアローグ・ジャパン・ソサエティが主宰する3つのソーシャルエンターテイメント(「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」「ダイアログ・イン・サイレンス」「ダイアログ・ウィズ・タイム」)が、多様性理解を促進する活動として高く評価され、受賞にいたりました。

障害者や高齢者との壁を越えて「対等な対話」を楽しむソーシャルエンターテイメント

完全な暗闇空間の中、視覚以外の感覚を使って様々な場面を体験するヨーロッパ発祥のソーシャルエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(暗闇の中の対話)」。参加者は視覚障害者スタッフの案内のもと、暗闇空間を探検します。
日本では1999年の初開催以降、これまで24万人以上が体験しています。

その後、聴覚障害者の案内のもと、言葉の壁を越えたコミュニケーションを楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス(静けさの中の対話)」、高齢者との対話を通し世代間のコミュニケーションの楽しさを発見する「ダイアログ・ウィズ・タイム(生き方との対話)」を開催し、2020年には上記を体験できる施設として、東京・竹芝に「対話の森®︎」をオープンしました。

「見えない」「聞こえない」「年をとる」ということは、一見ネガティブな要素に感じます。その固定観念が、当事者の存在によって「だからこそ、できることがある」と変わっていきます。
これらのプログラムは、「弱く守られるべき存在」と思われがちな障害者や高齢者の、卓越した特性や異なる文化に触れられるダイバーシティ体験でもあります。

受賞コメント:代表理事・志村季世恵

ダイバーシティを体感できるミュージアム「対話の森®︎」では、対等な出会いと対話により人と人をつなぎ、平和な社会をつくるための活動をしています。
その案内役は、視・聴覚障害者、高齢者です。この度の受賞を機に、案内役を目指す人たちのための「ダイアログ・アテンドスクール」をさらに充実させ、障害者や高齢者の雇用機会創出にもつなげていく所存です。
また、戦後80年を迎える2025年は、「平和のためのダイアログ・イン・ザ・ダーク」の開催を企画中です。誰もが「対等な対話」を楽しむこのプログラムが、多様性を認め合う豊かで平和な社会の形成に寄与できると信じて、今後も活動を続けてまいります。

プレスリリースは以下の通りです。

プレスリリース

【PR TIMES】ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ、「SDGs岩佐賞」第5回平和・人権の部で受賞