マンスリーサポーターキャンペーンのご案内
志村真介・季世恵結婚10周年記念
マンスリーサポーターキャンペーンのご案内
ダイアログを応援くださるみなさまへ
ダイアログ・イン・ザ・ダーク、ダイアログ・イン・サイレンス、ダイアログ・ウィズ・タイム、リアル対話ゲームなどにいつも温かい応援を頂き本当にありがとうございます。
1999年に日本でスタートしたダイアログ・イン・ザ・ダークは、おかげさまで今年で25周年を迎えます。今では、ダイアログ・イン・サイレンス(聴覚障害者がアテンド)やダイアログ・ウィズ・タイム(後期高齢者がアテンド)が加わり現在、東京・竹芝でダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」(https://taiwanomori.dialogue.or.jp)として成長することができました。
しかしながら25周年と一言では表せないほどの紆余曲折がありました。
私がダイアログ・イン・ザ・ダークを知ったのは1993年です。ヨーロッパのように日本でも開催したいと働きかけるも多くのホールや不動産屋さんから「視覚障がい者がそんなに多く集まるところにはリスクがあり貸せない」、「室内を暗闇にするのであれば許可は出せない」などそれはもう本当に様々なことを理由に、場所を貸していただけませんでした。
それでも私たちの活動をご理解くださる方々のご支援により、短期開催を10年繰り返し、2009年、念願が叶い外苑前に常設会場を持つことができました。この時はリーマンブラザーズとご一緒に開催を予定していました。障害者が胸を張って働く場をやっと持つことができたと安堵したのは束の間でした。リーマンショックが起きました。文字通りのリーマンショックでした。何とか資金繰りをし常設会場を持ちましたが、後にこの場はオリンピック競技場の徒歩圏内となり、家賃は倍近くに高騰した結果、立ち退きせざるをえない状況となりました。口惜しさとやり切れなさで苦しむ私やスタッフたち。それを観ていた志村季世恵は最後のコンテンツを「出発」とし、暗闇の中に出発の場面を作りました。素晴らしいコンテンツで、季世恵はゲストにもスタッフにも希望を持たせてくれたのです。
その際、ご縁を頂いたJR東日本様より、今の拠点である竹芝に導いていただき、2020年8月。ようやく竹芝にダイアログ・ダイバーシティ・ミュージアム「対話の森」ができました。しかしコロナの感染拡大と同時進行です。絶体絶命となった私たちでしたが、皆様から本当にあたたかいご支援をいただき、この日を迎えることができました。
コロナ禍、多くの方に「この場所を無くしてはいけない」「この場所があったおかげで人とのコミュニケーションの大切さがわかった」など多くのお声を頂戴し、一生忘れることのない感謝の気持ちを胸に抱きながら、この場をずっと存続していかなければ、と固く心に誓うことができました。
今年は私たち志村真介・季世恵、二人にとっての節目の年でもあります。
2014年2月22日、私たちはまだ夫婦ではなく、ダイアログ・イン・ザ・ダークを共に運営する同志でした。しかし、自身の講演中に壇上で大動脈解離で倒れ救急搬送。即死する人が多い病気でしたがかろうじて私は生き残っていられたのです。しかし手術を受けないと余命4時間だと診察した医師から告げられます。ところがこの日は心臓外科の学会があったため東京中探しても大動脈解離の緊急手術ができるところはないと言われました。それでも医師たちは諦めず私を受け入れてくれる病院を探し一件だけ引受先が見つかりました。再度救急車に乗り救急搬送。私は季世恵に宛て、スタッフの給料の手配のことやカードの暗証番号、ダイアログ・イン・ザ・ダークを当面運営していく上で必要なことをメモした手紙を書きました。
緊急手術のためにオペ室に入る直前、出張先から新幹線で駆け付けた季世恵は私からの手紙を受け取り「あなたが元気になるまでダイアログ・イン・ザ・ダークは私が守ります。そしてプロポーズもお受けします」と、それまでスルーし続けていた求婚にこたえてくれたのです。
その後、見事生還し退院。リハビリを続け2014年4月20日。自分の足で歩けるようになった初めての日に入籍届を出しました。翌年、ダイアログスタッフが企画してくれた暗闇結婚式。そしてドイツ大使館公邸でのパーティ。ダイアログ発案者のハイネッケ夫妻にも元気になった姿で挨拶ができました。
二人そろって、応援してくださっているみなさまとダイアログスタッフに感謝し、節目の年を迎えられることを奇跡のように感じております。
術後10年の生存率は高くはありません。ですがおかげさまで私は生きています!今後も様々な困難が待ち受けていることでしょう。でもダイアログは存続していく大きな価値があり、世の中に必要だと確信しています。1チームたった8人の参加者を一人のアテンドが90分かけてご案内する。最小規模のエンターティメントです。しかしこの人数だからこそ参加者の心を動かす最大のチカラを持っています。
海外のダイアログ・イン・ザ・ダークは国や行政が関わり運営していますが、日本はまだその考えを持っていません。ですがそろそろ今の不安定な状態から脱し安定した経営をする上で更なるチャレンジに向かう時期に来ています。そこでお願いがあります。皆様のお力をいただきたいのです。今回私たち志村真介・季世恵の結婚10周年ということで、25年で初めての「マンスリーサポーターキャンペーン」を開催いたします。
ふたりの結婚記念日である4月20日(土)より期間限定にて、ダイアログのマンスリーサポーターになってくださった皆さまには、この期間だけのスペシャル特典をご用意していますので、是非多くの方にご参加いただき、ダイアログのお仲間として今後も末永く御一緒いただければ幸いです。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン
創始者(FOUNDER) 志村真介拝
【「森の住民」マンスリーサポーターキャンペーン概要】
キャンペーン期間
2024年4月20日(土)~終了期限未定
キャンペーン対象になる方
上記期間中に「森の住民」マンスリーサポーターに新規ご登録いただいた方に、1回のみ特典が付きます。
キャンペーン限定 登録特典
■毎月5,000円以上サポート
- ダイアログ体験チケット(3,850円)×4枚
- ダイアログトートバック(小1,980円)
- ダイアログタオルハンカチ(どれか1色880円)
- 対話の森ロゴステッカー
- WEBお名前掲載
- 限定Partyご招待!(※ 詳細は後日ご連絡いたします。)
■毎月4,000~3,000円サポート
- ダイアログ体験チケット(3,850円)×2枚
- ダイアログタオルハンカチ(どれか1色880円)
- 対話の森ロゴステッカー
- WEBお名前掲載
■毎月2,000~1,000円サポート
- ダイアログ体験チケット1枚(3,850円)
- 対話の森ロゴステッカー
- WEBお名前掲載
◎免責事項
在庫の関係で特典を同等の商品に変更することがありますので、予めご了承ください。
応援メッセージ
本キャンペーンへの応援メッセージを頂きましたのでご紹介させていただきます。
※ 掲載順は順不同です。
及川美紀 様
(株)ポーラ 代表取締役社長
暗闇の中で見えるものがある。
自分の存在。
誰かの存在。
助けてくれる人。
不安な気持ち。
温もりを感じる喜び。
声の暖かさ。
一人じゃないことの安心感。
わかる喜び
形の違い
声の違い
カッコつけてない自分。
誰かを導ける自分。
入るたびに新しい発見がある。
見えるものが増える。
そんな魅力に取り憑かれて、また誰かを誘って暗闇に入る。
永遠にあり続けて欲しい場所。
帰ってきたい場所。
ここにあってくれてありがとう。
米倉 誠一郎 様
ソーシャル・イノベーション・スクール学長・一橋大学名誉教授・デジタルハリウッド大学院特命教授
ダイアログの暗闇を初めて体験した時、常識が逆転した。
「一体どっちが障害者なんだろう」と。
真介さんが「誰に頼まれたわけでもないから」と苦しい経営に立向かう時、同じく学校経営に苦闘していた僕にまた逆転が直撃した。
「そうだ、やりたいからやっているんだ」と。
真介さん・季世恵さん、10周年おめでとうございます。
さらなる逆転を沢山くださいね。広島、頑張りましょう。
本田 武弘 様
双日株式会社 常勤監査役
私が初めて真介さんと季世恵さんにお会いしたのは、DIDがまだ存続の危機にあった2010年。
微力ながら何かお手伝いしたい!と心底思ったのは、人と人との温かい触れ合いが広がる社会をDIDの力で再生したいという、純粋で一途な想いに触れた時でした。
あれから十数年、今も変わらないお二人の情熱と行動力を敬慕するとともに、多くの人の力でこの活動を支えていけたら、人間らしい心の拠り所が全国に広がると確信しています。
古田 大輔 様
ジャーナリスト/メディアコラボ代表
デマやヘイトが広がり、対立が深まる今こそ、人と人の繋がりや助け合いという誰にだってできるし、本当は誰もが求めているものの大切さを見つめ直すときです。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、暗闇の中でこそ「光」を見つけられると教えてくれます。
松﨑 丈 様
国立大学法人宮城教育大学 教授
ダイアログはとても素敵な秘密基地です。
アテンドとの遭遇と対話を通して深淵の森を渡り歩き、私たちがどこか置き去りにしていた宝物を森の奥でやっと発見するような経験ができるでしょう。
「汝」を理解して「我」を理解することの意味の豊かさに出会えますように。
石橋 京士 様
一京綜合法律事務所 代表弁護士
視力がない、聴力がない。そのような不自由がない人たちにとって、ダイアログ・イン・ザ・ダーク、ダイアログ・イン・サイレンスは、得難い経験を提供してくれるプログラムです。
見えないって、どういうことだろう?聴こえないって、どういうことだろう?
プログラムを通じて体験できるものは、いずれも尊い経験として、体験者の中に残ります。
真っ暗な世界に飛び込んだときの、怖さ、最後にはまだこの世界にいてみたいと思えたあの感覚。
聴こえないからこそ、豊かになる表情やジェスチャーでのコミュニケーション。
その体験を共有した参加者やアテンダントの方との互いの思いやりと繋がり。
これからの社会において、このような経験を得られる場はなくてはならないものだと確信しています。
鈴木 款 様
ジャーナリスト・フジテレビ解説委員
DID25周年、そして季世恵さん、真介さんご結婚10周年おめでとうございます。
まだダイバーシティやソーシャルグッドという言葉がほとんど知られていない時代から、開拓者として一歩一歩着実に歩んでこられたお二人とダイアログの皆さんに心から敬意を表したいと思います。また取材させてくださいね!
はら あやこ 様
PRディレクター
訪れるたびに、新しい出会いがある
体験するほどに、新しい気づきに心が温まる
ふとしたときに、また訪れたくなる
対話の森は、私にとってそんな場所です。
志村ご夫妻とたくさんお方々のご尽力によって大きく育った対話の森が、
これからも多くの人の心に「対話の種」を撒いていく、
そんな素敵な未来の実現に向けて、ずっとずっと応援します。
松森 果林 様
聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐユニバーサルデザインアドバイザー
「対話の森の外に出ても、みんながこんな風だったら、
どんなに優しくてまあるい世界になるだろうと思いました。」
ダイアログ・イン・サイレンスを体験したゲストからこんな感想をいただきました。
「対話の森」は出会いによって自分と他者を発見できる場所であり「対話」とは言葉の壁も、文化も国籍も、時間をも超えてつながることができる未来への希望です。
このソーシャルエンターテイメントを、子どものころから体験できる社会を創造する、それが私たち大人の使命であると感じています。