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活動内容

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アテンド育成のための活動

見えないも、聞こえないも、歳をとるも、すごい能力に変えることができるんです。

現在、日本には3人に1人がボーナブルな人(2018年4月厚生労働省発表。国民のおよそ7.4%が何らかの障害を有している。そのうちの65歳以下の障害者の割合は約3.6%。2017年9月、総務省発表。総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は27.7%。合計31.3%より、全人口に占める約3人に一人と計算)で構成されています。これまでは、20代から50代が働き手となり社会を先導し、障害者や高齢者は社会福祉という形で守られてきました。
私たちは、ボーナブルな人たちを弱者というとらえ方をしません。様々な困難な状況を体験し、それを一つ一つ乗り越え解決してきた、経験と知恵を持った人財であると捉えます。
ダイアログ・イン・ザ・ダークでは、視覚障害を持つアテンドが目の見える参加者を案内しプログラムを進行します。ダイアログ・イン・サイレンスでは聴覚障害を持つアテンドが活躍、ダイアログ・ウィズ・タイムでは70歳以上の高齢者が活躍しています。
視覚や聴覚の障害がある方が、高齢者が、人と人をつなぐ、対話の場を作るファシリテーターになります。その体験は日常のコミュニケーションのあり方を見直し、人と人の関係性を深める、新たな発想や視点を生み出す源泉となっています。まさに彼らは社会のイノベーターとして、新たな価値を生み出す存在です。


対象は、視覚障害者・聴覚障害者・70歳以上の高齢者。対話のプロフェッショナルを養成する「ダイアログ・アテンドスクール」

ダイアログ・アテンドスクールロゴ
20年間にわたり対話のプロフェッショナルを養成してきたダイアログのノウハウと、各専門分野で活躍する講師陣による講義・ワークショップ(約4カ月、全12回)から、 「対話を通じて社会を変える」変革者を目指すためのスクールです。ダイアログのアテンドを目指す方もとより、学生の方、企業や行政に所属しながらコミュニケーションスキルを磨き仕事に役立てたい方、新たな時代に広く社会で活躍されたい方向けの講座です。
見えない・聞こえない・高齢者が、自身の経験を活かしアテンドとして活躍し
より豊かな社会へと変えていくチェンジメーカーに。
公式なダイアログ・アテンドを目指すだけでなく、組織の中でのコミュニケーションを促進する、広く社会で活躍する、新たな能力開発を目指すためのスクールです。

第一期:2019年9月 ダークコース(視覚障害者向け)より開講
公式ホームページ:https://attend-school.dialogue.or.jp/


ダイアログ・シリーズで活躍するアテンドたち―障害者・高齢者雇用促進

アテンドとは

ダイアログ・イン・ザ・ダークとダイアログ・イン・サイレンス、そしてダイアログ・ウィズ・タイムの世界を案内するスタッフです。
真っ暗闇や静寂などは、多くのお客様にとっては非日常空間。そんな空間をエンターテイメントとして存分に味わい楽しんでいただくために、戸惑うお客様を緩め、ときに見守りながら、常に一人ひとりのお客様に寄り添う存在です。また、同時にアテンドは対話のプロフェッショナルでもあります。特別なトレーニングを積んだ彼らは、空間を安心安全にご案内するなかで、お客様との対話、ご自身との対話、そしてお客様同士の対話を、静かに促し導いていきます。

ダイアログのアテンドとして活躍することで、視覚障害者や聴覚障害者に、おもに以下の気づきがありました。

  • 多様な個性を尊重し、チームとして支え合うことへの気づき
    ダイアログのアテンドとして働くためには、多様な文化や価値観を尊重すること、そしてそのチーム力が求められます。障害の程度の異なるアテンドスタッフ、健常者といわれるスタッフ、外国人トレーナー、あるいは手話通訳士など、多様な文化が混在する状況において、個人で解決するのではなくチームとして支え合い協働していくことへの気づきや学びがアテンドスタッフに多くありました。これまで組織を意識したり、深く思考する機会が少なかったアテンドにとっては、困難や与えられた環境を仲間との対話でブレークスルーしていくきっかけとなったと語ります。体験者だけでなく、障害者自身にも多様性に関する理解の深まりがみられます。
  • 自己有用感の高まりと更なる社会参加への希望
    自身への変化については、「自信がついた」といった自尊感情の高まりが見受けられます。さまざまなお客様をアテンドし楽しませる経験から得た自信は、健常者が優位で、障害者が劣等なのではなく、互いが持ちうる強みが違うということへの気づきにまで及びます。また、自尊感情の中でも、特に他者や社会との関わりを前提とした自己有用感が高まり、「社会により積極的に参画し、活躍していこう」という思いも芽生えています。
 アテンドの声

3年前に失聴した私にとって「聞こえなくなった」ことは、“人生のとても大切な部分を失った”体験と位置づけられていました。しかし、アテンドを体験することで、「聞こえなくなった」ことが”言葉だけに頼らない多様なコミュニケーションの力と幅を得た”ことなのだと実感して嬉しくなりました。(サイレンスアテンド)

自分がアテンドした回を体験された方から、「老後の生き方を疑似体験するのかなと思って参加をしましたが、実際に体験をしたら、今の自分の生き方を考え直す機会になりました」というコメントをいただき、とても感動しました。(ウィズタイムアテンド)


障害者スポーツへの支援

ダイアログ・イン・ザ・ダーク大阪「対話のある家」で活躍するアテンド谷口真大は2020年の東京パラリンピックをめざし、アテンドとして活動する傍ら、トレーニングに励んでいます。
2018年10月に行われたインドネシアアジアパラ競技大会の陸上5000mでは、悲願の銅メダルを獲得しました。
みなさま引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願い致します。
【谷口真大公式フェイスブック】 ※大会情報等を随時更新しております
https://www.facebook.com/did.gucci/